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森の保全活動
アンカー 1
深見歴史の森の管理について 2018年3月1日
私たちは深見歴史の森にトコロジストとして携わり9年目を迎えます。森として間伐により不健全な森をなくし、マーキングにより、植物の保護を行い、アズマネザサに一面覆われていたクヌギの森の草刈を行い、少しずつではありますが成果が出て来つつあります、それは、野生ランのキンランやギンランの数が増えたり、ヤマユリが増えたりの成果として出てきました。
2015年より里山の管理といった漠然とした保全ではなく、「オオタカの棲める、オオタカの舞う森」作りを目標に生態系管理として進めることにチャレンジしていくことを決めております、それは科学的に数値でわかるような森の管理で保全と調査が一体で進めていく方法です。まず、オオタカを頂点とした、森全体の生き物ピラミッドを作り、森ごとの生き物指標を決め、それを定期的に調査し変化を把握分析し、フイードバックすることにより対象動植物を保全していくやり方です。
今までの8年間の積み重ねは無駄ではなく、その経験から学んだ知識が次のステップの踏み台になります。1年や2年で結果の出るものではないでしょうが、皆が同じ方向に一歩でも進めば時間が掛かるとしてもいずれ良い成果が出ると期待します。
森をゾーニングして管理する
深見歴史の森は地権者ごとに森の性格が違います(モザイク状)、それを利用してゾーンごとに管理をして保全します、またそれは生物多様性に通じます。
14の森をを5つのゾーンで管理で実施
1. 里山風生態系管理 5箇所
2. 以前の里山管理 2箇所
3 生態系管理 3箇所
4. 現状を保存林 2箇所
5. 間伐林 2箇所
ゾーンごとに指標生物を決める
保存植物を決める
草刈の時期を決める
マーキングを実施する
特定外来種の駆除
園路の整備
ゴミ拾いを定期的に実施
緑地管理者との調整
上記を含めた保全計画を作成
作業実施→調査→検証
次年度保全計画にフイードバック
結果の考察
きれいな森ありがとう ポスターの掲示
毎週、森の清掃活動をされている、Fさん
きれいな森を本当にありがとう。
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